お宮参りのしかた|いつ行く?服装・流れ・準備

更新日:2026年9月27日

かんたんに言うと

お宮参りは、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目ごろに行うのが一般的です。ただし日数は地域によって違い、今は生後1か月前後から100日ごろまでの間で、赤ちゃんとお母さんの体調が落ち着いた日を選ぶ家庭が多くなっています。

お宮参りは、赤ちゃんが無事に生まれたことを土地の神さまに報告し、これからの健やかな成長を願う行事です。初宮参り(はつみやまいり)とも呼ばれます。このページでは、行く日の決め方から服装、当日の流れ、準備までを順番にまとめました。生年月日を入れると、お宮参りの目安の日を計算することもできます。

お宮参りはいつ行く?時期の目安

お宮参りの時期は、男の子が生後31日目、女の子が生後32日目ごろとよく言われます。これは広く知られた目安の一つです。

実際の日数は地域によって違います。生後30日前後とする地域もあれば、100日ごろに行う地域もあります。住んでいる地域のしきたりが気になるときは、家族や近くの神社に聞いてみると安心です。

いちばん大切なのは、赤ちゃんとお母さんの体調です。産後1か月ごろは、お母さんの体がまだ回復しきっていない時期でもあります。無理をせず、落ち着いてから日を決めて問題ありません。

里帰り出産をした場合は、里帰り先の近くの神社でお参りする家庭もあれば、自宅に戻ってから地元の神社に行く家庭もあります。どちらが正しいということはないので、移動の負担が少ない方を選びましょう。

お宮参りの日にちの数え方

「生後31日目」は、生まれた日を1日目として数えるのが一般的です。たとえば4月1日生まれなら、4月1日が1日目、5月1日が31日目になります。

ただし、数え方には家庭や地域で違いがあります。日にちがずれても、お祝いの意味が変わるわけではありません。目安の日の前後で、家族が集まりやすい休日を選ぶ家庭も多くあります。

お宮参りの時期の目安(一般的な例)
よく言われる目安4月1日生まれの場合
男の子生後31日目ごろ5月1日ごろ
女の子生後32日目ごろ5月2日ごろ
地域・家庭で違う例生後30日前後〜100日ごろ体調や休日に合わせて調整

お宮参りは夏・冬にずらしてもいい?

真夏や真冬の外出は、生まれて間もない赤ちゃんには負担になります。暑さや寒さが厳しいときは、過ごしやすい時期にずらしても問題ありません。

たとえば夏生まれなら、暑さがやわらぐ秋口に行う家庭があります。冬生まれなら、春先の暖かい日を選ぶこともあります。

時期を遅らせる場合は、生後100日ごろのお食い初めと同じ日にまとめる方法もあります。移動や準備が一度で済むので、家族の負担も軽くなります。

お宮参りの服装|赤ちゃん・両親・祖父母

服装に決まりはありませんが、主役の赤ちゃんに合わせて家族の格をそろえるのが基本です。

祝い着は、男の子は鷹や兜などの勇ましい柄、女の子は花や手まりなどの華やかな柄がよく選ばれます。購入のほか、レンタルを使う家庭も多くあります。写真スタジオで撮影する場合は、衣装の貸し出しがついているか確認しておくと、準備が一つ減ります。

  • 赤ちゃん:白い内着(白羽二重)の上に、祝い着(産着)を掛けるのが伝統的な装いです。今はベビードレスの上に祝い着を掛ける形もよく選ばれます。
  • お父さん:スーツが一般的です。色は落ち着いたものが無難です。
  • お母さん:ワンピースやセレモニースーツなど、控えめで動きやすい服がよく選ばれます。授乳しやすい服だと当日が楽になります。
  • 祖父母:両親の服装と格をそろえます。着物で参加する家庭もあります。
  • 季節の調整:夏は通気性のよい肌着にし、冬はおくるみや防寒具を用意します。祝い着の下は赤ちゃんが快適に過ごせることを優先して構いません。

お宮参りで赤ちゃんは誰が抱く?

古くは、父方の祖母が赤ちゃんを抱くしきたりがありました。産後のお母さんの体を気づかう意味もあったと言われます。

今は、誰が抱いても構いません。お母さんやお父さんが抱く家庭も多くあります。祝い着は、抱っこする人の肩に紐を回して掛けます。

両家の祖父母が参加する場合は、写真撮影の場面ごとに抱く人を交代するなど、みんなが参加できる形にすると喜ばれます。

お宮参り当日の流れ

当日はおおむね、次のような流れで進みます。神社によって手順が違うこともあるので、事前に確認しておきましょう。

赤ちゃんの授乳やおむつ替えのタイミングを考えて、時間には余裕を持たせましょう。祈祷の前に授乳を済ませておくと、落ち着いて過ごしやすくなります。境内で授乳できる場所があるかどうかも、事前に聞いておくと安心です。

  • 神社に着いたら、手水舎で手と口を清めます。
  • 社務所で祈祷(ご祈祷)を申し込みます。予約が必要な神社もあります。
  • 拝殿で祈祷を受けます。時間は神社によって違います。
  • お札やお守り、授与品を受け取ります。
  • 境内で記念写真を撮ります。
  • 家族で食事会をしたり、自宅でお祝いをしたりします。

お宮参りの準備と持ち物

準備は、神社への確認と赤ちゃんのお出かけ用品が中心です。

準備は、日程が決まったらすぐに始めると余裕があります。祝い着のレンタル、写真スタジオ、食事会のお店は、休日を中心に予約が埋まりやすいためです。祖父母が遠方に住んでいる場合は、移動の手配も早めに相談しておきましょう。

  • 神社の確認:祈祷の受付時間、予約の要不要、初穂料(祈祷料)を確認します。
  • 初穂料:金額は神社が決めていることが多いので、事前に確認します。紅白の蝶結びののし袋に入れて用意するのが一般的です。
  • 祝い着:購入するか、レンタルするかを決めます。レンタルは早めの予約が安心です。
  • 赤ちゃんの用品:おむつ、着替え、授乳の用意、ガーゼ、おくるみなど。
  • 食事会:会場やお店を使う場合は、赤ちゃん連れで入れるか確認して予約します。

お宮参りの写真撮影のポイント

お宮参りの写真は、神社で撮る方法と、写真スタジオで撮る方法があります。

写真スタジオでは、祝い着の貸し出しがついたプランを用意していることがあります。当日にスタジオへ寄ると赤ちゃんが疲れやすいため、別の日に撮る家庭もあります。

神社の境内で撮る場合は、撮影のルールを事前に確認しましょう。出張撮影を頼むときも、神社によって決まりがあります。人気の日は予約が埋まりやすいので、日程が決まったら早めに申し込むと安心です。

お宮参りのあとに続く赤ちゃんの行事

お宮参りが終わると、生後100日ごろのお食い初め、初めて迎える節句の初節句、1歳の誕生日と、行事が続きます。

それぞれの日を先に確認しておくと、写真撮影や衣装の予約、祖父母への連絡がしやすくなります。

時期やしきたりは、地域・宗派・家庭によって異なります。迷ったときは、神社・お寺や家族と相談して決めてください。

お宮参りのよくある質問

お宮参りは生後1か月を過ぎても大丈夫?

大丈夫です。赤ちゃんとお母さんの体調や天候を優先して、生後100日ごろまでに行う家庭も多くあります。遅れたことでお祝いの意味が変わることはありません。

お宮参りは仏滅の日に行ってもいい?

六曜(大安・仏滅など)は、もともと神社の考え方とは別のものとされています。気にしない家庭も多いですが、家族に気にする人がいる場合は、話し合って決めると安心です。

お宮参りはどこの神社に行けばいい?

住んでいる地域の氏神さまの神社に参拝するのが、昔からの考え方です。今は、両親に縁のある神社や、里帰り先の近くの神社を選ぶ家庭もあります。

お宮参りでお母さんが参加しなくてもいい?

昔は、産後のお母さんは参加しない地域もありました。今は家族そろって参加することが多いですが、体調がすぐれないときは無理をせず、日をずらすか、ほかの家族が代わりに行っても構いません。

祈祷を受けずに参拝だけでもいい?

参拝だけで済ませる家庭もあります。祈祷を受けるかどうかは家庭の考えで決めて構いません。祈祷を希望する場合は、受付時間や予約の有無を神社に確認しておきましょう。

お宮参りとお食い初めを同じ日にしてもいい?

問題ありません。お宮参りを遅らせて、生後100日ごろにお食い初めとまとめて行う家庭もあります。移動や準備が一度で済むので、赤ちゃんと家族の負担を減らせます。

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