七五三の準備と当日の流れ|時期・服装・写真

更新日:2026年9月27日

かんたんに言うと

七五三は、3歳の男の子と女の子、5歳の男の子、7歳の女の子が、11月15日ごろに神社へお参りして成長を祝う行事です。今は10月から11月の都合のよい日を選ぶ家庭が多く、写真スタジオや着物レンタルの予約は半年から3か月前に始めると安心です。

七五三は、3歳・5歳・7歳の節目に子どもの成長を祝い、これからの健康を願って神社にお参りする行事です。準備することは多いですが、順番を決めて進めれば慌てずに済みます。このページでは、誰がいつ祝うか、準備のスケジュール、服装、写真、当日の流れをまとめました。

七五三は誰がいつ祝う?年齢と性別

七五三は、一般的に3歳の男の子と女の子、5歳の男の子、7歳の女の子が祝います。ただし地域によって違いがあり、3歳の男の子は祝わない地域や、5歳の女の子も祝う地域があります。

それぞれの年齢には、昔の儀式が由来になっていると言われます。

髪置きは髪を伸ばし始める儀式、袴着は初めて袴を着ける儀式、帯解きは付け紐をやめて帯を締め始める儀式だったと言われます。どれも、子どもが無事に育ったことを祝う節目でした。

七五三の年齢ごとの由来と装いの例
年齢祝う子(一般的な例)由来とされる儀式装いの例
3歳男の子・女の子髪置き(かみおき)着物に被布
5歳男の子袴着(はかまぎ)紋付の羽織と袴
7歳女の子帯解き(おびとき)帯を締めた着物

七五三は数え年と満年齢のどちらで祝う?

七五三は、もともと数え年で祝うものでした。数え年は、生まれた年を1歳とし、お正月を迎えるたびに1歳ずつ増やす数え方です。

今は、満年齢で祝う家庭も多くなっています。どちらで祝っても構いません。

3歳の七五三は、数え年だと満2歳の年にあたります。まだ小さく着物を嫌がることもあるため、満年齢の3歳で祝う家庭もあります。きょうだいがいる場合は、同じ年にまとめて祝うために、どちらかに合わせる方法もあります。

七五三のお参りの時期|11月15日にこだわる?

七五三のお参りは、11月15日が目安とされます。ただし当日にこだわる家庭は少なくなっています。

今は、10月から11月の土日や祝日など、家族が集まりやすい日を選ぶ家庭が多くあります。11月の休日は神社が混み合うため、少し早めの10月に行う家庭もあります。

北海道など寒さが早く来る地域では、10月ごろにお参りすることも多いと言われます。天候や子どもの体調を見て、無理のない日を選びましょう。

七五三の準備スケジュール

七五三の準備は、秋の本番から逆算して進めます。秋は写真スタジオや着物レンタルが混み合うため、早めの予約が安心です。

予約の時期は、写真スタジオやレンタル店によって違います。春ごろから秋の予約を受け付けるところもあるので、気になるお店があれば早めに確認しておきましょう。

七五三の準備スケジュールの目安
時期やること
半年〜3か月前写真スタジオ・着物レンタルの予約
3〜2か月前前撮りの日程決め、家族の予定の調整
1か月前神社と日程を決め、祈祷の予約を確認
2週間前着付け・髪型の段取り、食事会の予約
前日まで持ち物の準備、履き慣らし

七五三の服装|3歳・5歳・7歳の子ども

子どもの服装は、和装にするか洋装にするかを先に決めると準備が進めやすくなります。和装の場合は、年齢ごとに定番の装いがあります。

着物に慣れていない子どもは、当日に嫌がることもあります。前もって一度着せてみたり、草履を履く練習をしたりしておくと、当日が楽になります。

  • 3歳:着物の上に被布(ひふ)を重ねる装いが定番です。帯を締めないので、小さな子どもでも苦しくなりにくい装いです。
  • 5歳:紋付の羽織と袴を着るのが定番です。
  • 7歳:帯を締めた本格的な着物を着ます。大人と同じように帯を結ぶため、着付けの手配が必要です。
  • 洋装:ワンピースやスーツで参拝しても問題ありません。写真は和装、お参りは洋装と分ける家庭もあります。

七五三の親の服装と家族の服装

親や祖父母の服装は、主役の子どもより控えめにするのが基本です。子どもの服装と格をそろえると、写真にしたときにまとまりが出ます。

祖父母が参加する場合も、両親と同じくらいの格の服装にすると、家族写真がそろって見えます。服装の相談は、写真の予約をする前にしておくとスムーズです。

  • 父親:スーツが一般的です。色は落ち着いたものが無難です。
  • 母親:ワンピースやスーツがよく選ばれます。子どもが和装なら、母親も着物にする家庭もあります。
  • きょうだい:よそいきの服にすると、家族写真がまとまります。
  • 履き物:神社の砂利道を歩くので、歩きやすい靴を選ぶと安心です。

七五三の着物レンタルと髪型の準備

七五三の着物は、レンタルを使う家庭が多くあります。レンタルには、写真スタジオで借りる方法、着物レンタルのお店で借りる方法、宅配で届けてもらう方法があります。

着付けや髪のセットまでまとめて頼めるプランもあります。7歳の女の子は帯を締めるので、自分で着付けができない場合は、着付けまで頼めるかを確認しておくと安心です。

髪型は、日本髪風に結う、編み込みでまとめるなど、さまざまです。女の子は髪を伸ばしてから結いたいという家庭もあるので、撮影やお参りの時期と合わせて考えておきましょう。男の子は、短く整える程度で十分です。

七五三の写真は前撮りが便利

七五三の写真は、お参りの当日とは別の日に写真スタジオで撮る「前撮り」がよく利用されます。

当日は神社が混み合い、慣れない着物で子どもが疲れやすくなります。前撮りにすると、撮影とお参りを分けられるので、子どもの負担が軽くなります。

夏ごろに前撮りをすると、料金が安くなるプランや、衣装をお参りの日にも借りられるプランを用意しているスタジオもあります。日焼けを避けたい場合や、髪を伸ばしてから撮りたい場合は、撮影の時期も考えておきましょう。当日の様子を残したい場合は、出張撮影を頼む方法もあります。

七五三当日の流れと持ち物

当日はおおむね、次のような流れで進みます。子どもが疲れやすいので、予定は詰め込みすぎないようにしましょう。

着物で長く過ごすと、子どもは疲れたりぐずったりしやすくなります。お参りが終わったら、食事会の前に着替えさせる家庭もあります。

  • 着付けと髪のセットをします。美容院や写真スタジオで行う場合は、時間を予約しておきます。
  • 神社に着いたら、手水舎で手と口を清めます。
  • 社務所で祈祷を申し込み、祈祷を受けます。参拝だけにする家庭もあります。
  • お札やお守り、千歳飴などを受け取ります。
  • 境内で記念写真を撮り、家族で食事をします。
  • 持ち物:初穂料(金額は神社が決めていることが多いので事前に確認)、着替え、履き慣れた靴、飲み物、軽いおやつ、汚れ防止のタオルなど。

時期やしきたりは、地域・宗派・家庭によって異なります。迷ったときは、神社・お寺や家族と相談して決めてください。

七五三のよくある質問

七五三は何歳でやるのが正しい?

数え年でも満年齢でも構いません。もともとは数え年で祝うものでしたが、今は満年齢で祝う家庭も多くあります。子どもの成長や、きょうだいの年齢に合わせて選びましょう。

七五三で祈祷は受けないといけない?

必ず受けないといけないわけではありません。参拝だけで済ませる家庭もあります。祈祷を受ける場合は、受付時間や予約の有無を神社に確認しておきましょう。

千歳飴にはどんな意味がある?

千歳飴は、細く長い形に長生きの願いが込められていると言われます。祈祷を受けた神社でいただけることが多いですが、授与品は神社によって違います。

きょうだいの七五三を一緒にしてもいい?

一緒にする家庭は多くあります。数え年と満年齢を使い分けて、同じ年にまとめて祝う方法がよく選ばれます。準備や写真撮影が一度で済むのがよい点です。

七五三の着物はレンタルと購入のどちらがいい?

着る回数が少ないので、レンタルを選ぶ家庭が多くあります。きょうだいで着回したい場合や、家族の着物を仕立て直す場合は、購入や手持ちの着物を使う方法もあります。

七五三の時期に子どもが体調を崩したら?

無理をせず、日をずらしましょう。お参りは11月を過ぎても問題ありません。前撮りを済ませておけば、写真だけは先に残せるので安心です。

ほかの計算・早見表

ほかの計算・早見表