銀婚式・金婚式は何年目に祝う?
銀婚式は結婚25周年、金婚式は結婚50周年の記念日です。結婚した日から数えて、ちょうど25年、50年がたった日にあたります。
銀は、長い年月をかけて美しさが深まることの象徴だと言われます。金は、さらに長い年月を重ねた夫婦の、変わらない価値を表すと言われます。
銀婚式・金婚式という呼び方は、欧米の習慣が日本に伝わって広まったものだと言われます。今では日本でもよく知られた記念日になっています。
記念日の当日に祝う家庭もあれば、その前後の休日に家族が集まって祝う家庭もあります。日にちにこだわりすぎず、みんなが集まりやすい日を選んで構いません。
銀婚式・金婚式の日にちの数え方|入籍日か挙式日か
結婚記念日の基準を、入籍日にするか挙式日にするかに決まりはありません。夫婦の考えで決めて構いません。
入籍日と挙式日が離れている場合は、夫婦にとって思い出深いほうの日を選ぶ家庭が多いです。子どもが両親を祝う場合は、どちらの日を記念日にしているか、事前に確認しておくと安心です。
たとえば2002年に結婚した夫婦なら、2027年が銀婚式の年です。1977年に結婚した夫婦なら、2027年が金婚式の年になります。
銀婚式・金婚式とほかの主な結婚記念日
結婚記念日の名前は、国や資料によって少しずつ違います。ここでは、日本でよく知られている主なものを紹介します。
たとえばダイヤモンド婚式は、60年とする考え方のほか、75年とする資料もあります。年数と名前の組み合わせは、あくまで目安として楽しみましょう。
| 年数 | 名前 | 贈り物の例 |
|---|---|---|
| 1年 | 紙婚式 | 手紙・アルバム |
| 10年 | 錫婚式(すずこんしき) | 錫の器 |
| 25年 | 銀婚式 | 銀の小物・アクセサリー |
| 30年 | 真珠婚式 | 真珠のアクセサリー |
| 40年 | ルビー婚式 | 赤い石の品 |
| 50年 | 金婚式 | 金の小物・金箔の品 |
| 60年 | ダイヤモンド婚式 | 記念の品 |
銀婚式のお祝いのアイデア
銀婚式を迎えるころは、子どもが独立し始めるなど、家族の形が変わる時期でもあります。夫婦で過ごす時間を大切にするお祝いがよく選ばれます。
銀婚式は、夫婦がまだ仕事や子育てで忙しい時期に重なることもあります。大がかりなお祝いが難しいときは、少しよい食事や、夫婦で手紙を交わすだけでも十分な記念になります。
- 夫婦での旅行:新婚旅行で行った場所を再び訪ねる夫婦もいます。
- 思い出の場所での食事:結婚式を挙げたホテルや式場、プロポーズの場所など。
- 記念写真の撮影:写真スタジオで夫婦の写真や家族写真を撮ります。
- 結婚式の写真を集めたアルバムづくり:25年分の写真を整理するよい機会になります。
- 家族そろっての食事会:子どもが主催して両親を招く家庭もあります。
金婚式のお祝いのアイデア
金婚式を迎えるころは、夫婦ともに70代以上になっていることが多くあります。体への負担が少なく、家族が集まれるお祝いがよく選ばれます。
金婚式は、夫婦がともに元気で50年を迎えたことを祝う、特別な節目です。遠方に住む家族も集まれるよう、早めに日程を相談しておくと安心です。
- 子どもや孫を集めた食事会:近くの料理店や自宅で、無理なく集まれる形にします。
- 家族写真の撮影:子どもや孫を含めた三世代の写真は、よい記念になります。
- 近場への家族旅行:移動の少ない温泉地などがよく選ばれます。
- 思い出を振り返る会:昔の写真を集めたスライドや、家族の寄せ書きを用意します。
- 自治体によっては、金婚を迎えた夫婦を祝う催しを行うところもあります。気になる場合は住んでいる地域の情報を確かめてみましょう。
銀婚式・金婚式のプレゼントの選び方
贈り物は、記念日の名前にちなんだ品を選ぶと、記念日らしさが出ます。ただし、必ずその素材でないといけないわけではありません。
夫婦の好みや暮らしに合うものを選ぶのがいちばんです。
名前や日付を入れる記念品は、注文から届くまで日数がかかることがあります。記念日に間に合うよう、早めに準備しましょう。
- 銀婚式:銀のアクセサリー、銀のカトラリーや食器、名前と日付を入れた記念品など。
- 金婚式:金の小物、金箔を使った品、夫婦の名前と日付を入れた記念品など。
- 形に残らないもの:旅行や食事会の招待、体験のプレゼントなど。
- 気持ちを伝えるもの:手紙、家族の寄せ書き、写真をまとめたアルバムなど。
銀婚式・金婚式を子どもから両親へ祝うときの準備
子どもが主催して両親を祝う場合は、次のような順番で準備を進めるとスムーズです。
きょうだいが多い場合は、連絡役を一人決めておくと話がまとまりやすくなります。費用の分け方も、早い段階で決めておくと後でもめずに済みます。
- 3〜6か月前:きょうだいで相談し、お祝いの形と予算の分け方を決めます。
- 2〜3か月前:両親の予定と体調を確認し、日程と場所を決めます。食事会の会場や写真スタジオを予約します。
- 1か月前:記念品の注文をします。名前入りの品は、仕上がりまで時間がかかることがあります。
- 当日:手紙や寄せ書きを渡し、記念写真を撮ります。
銀婚式・金婚式の食事会と記念写真
家族で集まる食事会は、銀婚式・金婚式のお祝いとしてよく選ばれます。会場は、個室のある料理店やホテルのレストランなど、落ち着いて話せる場所が向いています。
予約のときに、結婚記念日のお祝いであることを伝えておくと、メッセージ入りのデザートや花束などを用意してくれるお店もあります。
記念写真は、写真スタジオで撮る方法と、食事会の会場で撮る方法があります。スタジオでは、夫婦の衣装を貸し出しているところもあります。結婚式の写真と同じ構図で撮り直すと、25年、50年の歩みが伝わる一枚になります。
人数が多い場合や、祖父母・孫まで集まる場合は、全員がそろう時間を先に決めておくと、撮影がスムーズに進みます。
銀婚式・金婚式のお祝いで気をつけたいこと
サプライズで祝う場合も、両親の体調や予定は前もって確認しておきましょう。移動が多い計画や、長時間の食事会は負担になることがあります。
食事の好みや、食べられないものも確かめておくと安心です。金婚式では、高齢の両親が座りやすい席や、段差の少ない会場を選ぶと喜ばれます。
お祝いの形に正解はありません。夫婦が歩んできた年月に感謝を伝えることが、いちばんのお祝いになります。
時期やしきたりは、地域・宗派・家庭によって異なります。迷ったときは、神社・お寺や家族と相談して決めてください。